『手の震えの不便さ』
私たちは、日常生活の中で様々な動作や姿勢をして生活しています。
例えば、朝起きたときに顔を洗い、歯を磨きます。食卓では箸を持ち、コップや茶碗を手で持ちます。 パジャマから外出用の衣服に着替えます。会社や学校では、書類やノートに文字を書きます。 全てが、日常生活においてごく普通のことです。
まだまだ様々な動作や姿勢がありますが、その主役を担っているのが手です。
私たちの日常生活のなかの動作や姿勢の圧倒的多数は、手によって支えられています。
当然のことではありますが、「通信カウンセリング」を行うことができるのも、手があるから可能なわけです。
他の動物と違い人間は、手を上手く用いることによって生きているといっても過言ではありません。
手の機能性こそが、人間と他の動物とを区別する重要な身体器官であり、 これまで人間が高度な文明を創造したことも、そのほとんどが手のおかげです。
それでは、その手が震えて、例えば箸やコップ,ペンなどをきちんと持てなくなったとしたら、 どうなるか想像してみてください。
箸を持っても手が震えて、食事が上手く進みません。特に、会社の上司などと食事をするときは、 余計に緊張して手が震えて思うように動かないでしょう。 ペンを持っても、判読できないような文字しか書けません。
上述したように、日常生活において不便になることは当然ですし、 他人からもこうした行動は、異様に見えてしまうことでしょう。
他人から見られていると思うと、余計に不安感や緊張感が増し、悪循環になっている方々が 多いのではないでしょうか。
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