『死にたいと思っている方へ』
うつ病が悪化すると孤独感が深まっていき、『自分は生きる価値のない人間だ!』,
『自殺したい!』と思ってしまうものです。
自殺をしようとする人は、
『死にたい』という欲求と『助けて欲しい』という相反する 気持ちを持っている
気がします。
その両極は微妙な関係でバランスを保っていますが、 わずかに『助けてほしい』という気持ちが強まると『自分の苦悩をみんなに分かって欲しい』という思いから、
狂言自殺めいた行動を起こす
ことになります。
私も、『自殺したい』と思っていた時期がありました。
どうやったら楽に死ねるんだろうということばかり考えていました。
両親に『もう死ぬから』と言ったりしたこともありました。
睡眠薬を多量にお酒で飲んで死んでしまおうと思って、実際にやってみましたけれど死ねませんでした。
(薬の種類にもよりますが、睡眠薬の多量摂取で死ぬことは、不可能です)
死ねないことがものすごく辛かったことを鮮明に覚えています。
そして、いろいろと調べていくうちに、
楽でしかも確実に死ぬる方法が分かりました
。
(私は、元々、大学院で有機化学を専攻していたので、少し考えればすぐに分かりました)
しかし、実行できませんでした。結局、死ぬ勇気が無かったんだと思います。
そして、うつ病に関する本をたくさん読みあさりました。
それによって、
うつ病とは脳内神経伝達物質ホルモン分泌異常であり、 その分泌異常が死にたいと思わせてるんだということ
が分かりました。
つまり、
精神異常ではなく、普通の臓器の病気
なんだなぁと思い、 病気なら時間がかかっても
確実に治療するこができる
と思い、 精神科に通院し始めるようになりました。
私は、そこからどんどん前向きになっていきました。
さらに、自分のやりたいことしかしませんでした。
やりたいことをして、休みたい時には休んでという生活を続けて いましたが、そうすることによって、うつ病は回復へと向かっていきました。
私の経験から述べますが、人は、死のうと思ってもなかなか実行できないものですし、 両親の理解があったからこそ今の自分があると思っています。
今、生きてて本当に良かったと思っています。
今、私はうつ症状ににならなくなりました。
私はうつ症状がなくなってからというもの、人と話すことがとても楽しいです。
相手のことを知るのことが楽しくて仕方ありません。
いろいろな人とバカ話していると楽しくてたまりません。
ずっと引きこもって、特定の人としか話せなかったのに。 今は、人と交流をもつことがとても素晴らしいことだと感じ、とても楽しいです。
うつのときは、「なんで自分だけこんな辛いめに合わなければならないのか」って思っていましたから、 他人が幸せに見えてしまって、ひがんだ気持ちしかもてませんでした。
楽しそうに笑ってる人を見ると、カンに触っていました。
ずっとどん底の、暗く冷たい、底なし沼にずぶずぶ沈んでいた自分が、 なんとか這い上がって、やっと、普通に歩けるようになった感じがしています。
元気になって、すべてが輝かしく、明るく思えたましたし、心も体も軽くなりました。
日々生きることが幸せに思えます。
「生きててよかった」と心の底から思えます
。
うつのときの自分を振り返ってみると、なんであんなに苦しかったのか。
まるで悪夢にうなされていたんじゃないかと思いますね。
そして、治ったいまだからこそ、やっぱり「脳の疾患だったんだ」って改めて実感しています。
確かに、今はとても生きにくい世の中になったと思います。
物は豊富ですが、心が渇いているようで、いつも時間に追われ、お金に振りまわされているような気がします。
しかし、
人のよさや輝きはまだまだ生きています。
そして、私を生かしてくれたまわりの人たちのために、うつを乗り越えるために頑張ってきた 自分のために、自分を大事にしながら今を満喫して、楽しく幸せに生きています。
確かに、どんなに心が健康でも、イヤなことがあったりするとヘコんだりすることはあります。
しかし、うつではありません。落ち込みの深さが断然違います。
自傷したいとか死にたいとかは思いません。
「あ〜今日はブルーだよ〜」って、笑っていうことができます。
現在、うつ病で「死にたい」と思っているあなたにも、
いまの私のような幸せをかみしめられる すばらしい日々が必ず戻ってくるはずです
。
「生きていて良かった」,「死ななくて良かった」と思える日が必ず戻ってきます。
そして、病気になって良かったと思える日が必ずやってきます。
うつになって、「なぜ生きなくてはいけないのか」・「生きる意味ってなんだろう」って、 ずっとずっと考えていました。
私がたどり着いた生きる意味。それは、
『ずっと笑っていたい』
そんな風にうつ病を通して、本当にいろんなことに気づかせてもらいました。
ですから、うつ病になったことを後悔していません。
うつ病にならなかったら、私はもっと人に冷たい人間だったかもしれません。
ずっと、自分に自信がないまま生きているだけで、つまらない人生だったかもしれません。
自分がちゃんと愛されていることに気づけない人間になっていたかもしれません。
どんな経験でも、それはその人の財産になると思います。
その経験をどこまでプラスにできるかどうかは、自分次第ですね。
私はうつになって、散々周りの人たちに迷惑をかけてきました。
私がいないほうが、絶対周りの人たちの幸せに繋がると思っていました。
しかし、そうではありません。
うつ病になったからこそ、分かる気持ちがあります。
うつ病になったからこそ、周りの深い愛情に気づける
のだと思います。
自分がこんなにしょうもない、なんの役にも立たない奴に落ちぶれても、 私のことを必要だと思ってくれる人がいるのだと気づけました。
両親は分からないなりに、私をうつにさせないように気づかってくれました。
両親や周囲の人がどんなに愛情を注いでくれたかが、分かりました。
そして、うつ病を経験したことによって、さらに人に優しくなれるようになりました。
他人の気持ちが以前より分かるようになりました。
どん底を知っているからこそ、分かることもあります。
ささやかなことでも感謝する気持ちが生まれました。
周りの人がストレスで苦しんでいるとき、どう接したらいいのか、分かるようになりました。
今は、「死にたい」と思ったりしてかなり苦しいとは思います。
しかし、治った暁にはこんなに素晴らしい「うつからの贈り物」が、あなたの身にいっぱい 降り注ぐと思います。
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