−カウンセリングルーム 心の相談室 『Sweet-Room』−

(日本カウンセラー協会認定 カウンセラー)



「心も病気になる」


 うつ病は心の病気の一種です。
心の病気と聞くと、「そもそも心って病気になるんだっけ?」と首をひねる人もいる
かもしれませんし、一方では、精神分裂病や神経症などを思い浮かべる人も多いでしょう。

  しかし、心も私たちの体の一部ですから、体と同様に病気になることがあるのです。
ただし、同じ心の病気であっても、「うつ病」は、精神分裂病のように「あきらかに
異常」だという症状がなかなかあらわれません。
 そのため、「うつ病の症状」は他人からはなかなか分かりにくく、自分本人ですら
はっきり病気だと自覚しにくい
ものです。

  「うつ病」は何らかの原因がきっかけで気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏し
くなって、その結果、体のあちこちにも不調があらわれる病気です。
 しかし、病気の初期段階で自分が「うつ病」だと気づく人はほとんどいません。
むしろ、体の不調ばかりが目立つために他の病気と勘違いする場合も多々あります。
なるべく早いうちに、その原因が「心」にあることに気づいて、治療を始めることが
重要です。
そのことに気づかずに、体の不調ばかりに捉われていると、重い「心の病気」に至っ
てしまうケースも少なくありません。
 心も体と同じように病気になるのです。


 ますますめまぐるしくなっていく現代社会の中で、気分がちょっとふさいだり、憂
うつな感じが続くことは誰にだってあるでしょう。
そんな暗い気分を上手に処理することができずに、回復不能なくらいに落ち込んでし
まうのが、「うつ病」の始まりといえます。

 見方を変えれば、「うつ病」はとても人間的な病気ともいえますし、人間なら誰も
がかかる可能性のある病気
だといえます。

 実際に、一生の間にうつ病になる人は、100人のうち、5〜8人と言われています。
これは体の病気に比べても多い数字で、今後ますます増えるのではないかと予想されます。

 うつ病は他の病気と間違われることが多いため「統計にあがっているのは患者の一部
であって本当はもっと大勢いる」
と指摘する人もいます。

 うつ病はよく「心がカゼをひいたようなもの」とたとえられますが、 誰もがかかる
可能性がある
という点からみても、まさにうつ病は「心のカゼ」といえるでしょう。
 しかし、カゼだってこじらせると肺炎になって死に至ることがあるように、うつ病も
ご存知のとおり甘くみることは禁物です。




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