−カウンセリングルーム 心の相談室 『Sweet-Room』−
(日本カウンセラー協会認定 カウンセラー)
『カウンセリングの進め方』
「Sweet-Room」におけるカウンセリングの進め方は、日本カウンセラー協会で学んだ
解析法を根本としております。
ひとことに『ゲシュタルト解析』といいましても、どの大学で学んだか,どの民間団体
で学んだかによってカウンセリングの進め方も多種多様になると考えております。
日本カウンセラー協会の問題解析法は、会長が数十年間に渡り西欧哲学に対して東洋
哲学における心理現象をあわせて昇華させて理論化した新たな問題解析論といえるので、
大学や大学院で既成されている心理学とは全く異なるものといえます。
大学,大学院で学ぶ心理学は、多くの学派に分かれている心理学に対し体系化された
ものがなく、統一性が無いことから、結局は結論の出ないまま大学を卒業してしまう
場合があるため、問題解析の初歩までも到達出来ない現状もあるといえます。
しかし、日本カウンセラー協会独自の解析理論は、高次元にある心理上の問題(問題
点の中心)解析を行う技術を学ぶので、政治,法律,人類学,経済,社会,軍事,企業,心理,
医学,物理,化学,教育,宗教,家庭問題,一個人に至るまで、心理に関する諸問題と取り
組めるため、カウンセリングを進める上で様々な問題点に対処できるといえます。
ここまで難しい話になってしまいましたが、具体例を出して説明すると分かりやすい
と思います。例えば、仮に、下のような相談があったとします。
(相談者):「最近、私の主人はパチンコに凝ってしまって、家業を放り出して困るんです、
なんとか直す方法はないでしょうか?私が主人に注意しますと、主人は大変
怒ります。一体、私はどうしたらよいか分かりません。」
(カウンセラー):「それは困りましたね、なんとかしないといけませんね。」
(相談者):「そうなんです。」
このような質問の場合、カウンセラーは上のように発言しやすいものです。
しかし、よく考えてみてください。どこか変だと思いませんでしたか?
この会話では、特に、カウンセラーの発言に誤りがあることを明確に把握しなければ
なりません。(カウンセラーは、誤りをおかしていることに気付かなければなりません)
結論から言うと、カウンセラーは客観性を失っているということです。
カウンセラーの発言「それは困りましたね、なんとかしないといけませんね。」、
この言葉の意味から次の3つの事が考えられます。
1.パチンコそのものを、初めから罪悪視していること.
2.パチンコは罪悪視していないが家業を放り出すということを罪悪視するということ
および,パチンコを罪悪視し家業を放り出していることも罪悪視するということ.
3.パチンコや家業を放り出すことには無関係に、ただ、相談者に対する同情,協調する
意味で発言したこと.
おそらく、以上いずれかの考え方がカウンセラーにあり、言葉となって表現された
ものだといえます。
確かに、相談者はカウンセラーに話を聞いてもらい、うなずいて欲しい,同意して
欲しいというような気持ちもあるので、カウンセラーとしては、うなずきながら優しく
耳を傾けることもひとつの方法だと思っています。
しかし、相談者に対してただうなずくだけで、その後どのようにしていくかという具体
的な計画や対処法などを持っていなければ、カウンセラーの発言にはあまり意味があり
ませんし、相談者が治療へと向かっていく可能性は低いといえるでしょう。
つまり、正しい方向に指導することができないという壁にぶつかってしまうわけです。
あくまでもカウンセラーが重要視しなければならないことは、相談者が正しい方向へ
と向かっていく(プラスの方向へ向かっていく)ための対策をきちんと持つことだといえ
ます。よって、カウンセラーは相談者に対して、問題解析上の客観性を持ち、具体的な
計画や指導方法を明確にしておかなければならないと考えています。
私は、このような立場を持ってカウンセリングを行っていくことを心がけています。
なんとなく、私のカウンセリングの進め方を分かって頂けたでしょうか。
これらは、現時点での私の個人的な考え方です。
また、時代が変化するとともにカウンセリングの考え方も変化していくことでしょう。
カウンセリングに絶対的な方法というものは無いと思っていますので、あくまでも参考
程度になさって頂けると幸いです。よろしくお願い致します。