日常生活において、不安のない人はいないといっていいでしょう。
経済的な不安，人間関係，仕事の心配，将来についての心配など数えあげればきりが
ありません。
　現在は、ストレス社会といわれています。
よって、特に、仕事における人間関係がうまくいかず、過度な不安を抱え込んでしまっ
ている方も多いのではないでしょうか。

　しかし、これらの不安はむしろ、これから起こるであろう危機を察知し、その危機
を 乗り越える備えを行うための生体防御反応とも考えることができます。
つまり、不安があるからこそ安心があるといえます。

　私たちはこのような不安を感じ、社会に適応し、より充実した人生を過ごしていく
ものです。 健康な人がもつこのような不安は、周囲の人に理解され、お互い助け合っ
たりしながら不安を解消していくものです。
　これらの不安は、本人にとっても耐えられるものであり 一定の時間が経過すると
自然に気にならなくなります。

　しかし、健康な人が感じる不安ではなく、病的な不安に陥ってしまう方がいます。
病的な不安に陥ってしまうと、何か恐ろしいことが起こりそうに感じ、精神的にも
激しく緊張し、イライラして落ち着かないなどの症状におちいってしまいます。
　そして、これらの強い不安が原因となり、心臓の鼓動が早くなり、胸が締め付けら
れるような状態になり、死ぬのではないかという恐怖感に襲われるなど身体的な症状
があらわれるようになります。

　下に細かく症状や対処法などをまとめてみましたので、参考にして頂けると幸いです。

−パニック障害の症状−

　　　　　　　　・パニック障害とは

　　　　　　　　・繰り返す発作

　　　　　　　　・広場恐怖の出現

　　　　　　　　・二次的な症状

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